ボイトレcolumn

いい声じゃないとしたら体が正解を知らないだけ

正確なボイストレーニングの経験がない方の声は癖です。生まれてから今日まで話してきた自分流の癖。多くはよくない癖の集まりだったりします。よくない度合いが高いほど「発声がよくない」「聞き返される」などの傾向が強くなります。よくない癖をいい癖に変えていけば声はよくなっていきます。

正しい癖をつければいいんです!
まず正しい知識・理論を頭で理解して、それを正しい練習を繰り返して体に伝えていく。私は「素振り」と呼んでいます。体が覚える=癖になっていくに比例して声はドンドンよくなっていきます。

知識を理解=わかりやすく
プロのシビアな現場で検証した正しい知識をわかりやすく

体に伝える=続けやすい練習
ボイトレって「あえいうえおあお」や早口言葉などを何度も繰り返して・・・という、ザ練習というイメージをお持ちかもしれませんが、当方はほとんどやりません。修行の様な練習はなかなか続かないです。簡単で楽しく継続しやすい&高い効果の練習法がたくさん揃っています。

楽しく効果的に声磨き!

2025年08月11日

部屋の片づけしますか?

話し上手になるための日常の心得「片づけ」。
放送局でもデスクが散らかっている人は話も散らかっています。共通しているのは「整理整頓が、に・が・て」
「何が言いたいの?」と言われた経験ありませんか?話も整頓していないとわかりにくいです。必要なものだけでシンプルに構成すればわかりやすいんです。余計なものが多くある程わかりにくい。整理整頓のコツはいるものといらないもの見極め。いらないものは勇気持ってどんどん落としていきましょう。

デスクや部屋を片付ける習慣をつけると話も片付きますよ。

2025年08月11日

練習は裏切らない!ってホント?

ホントです!
では、練習してもなかなか効果がでないのは?
それは、効果が低い練習法か、練習法そのものが間違っているか、練習量が足りないか

正しい練習を正しくやれば必ず効果はでます。
なので、正確は<正しい練習は裏切らない!

そこに腑に落ちる理論があって正しく練習すればまず手応えは感じられると思います。手ごたえを感じればモチベーションが高まります「この練習は正解!」と自信持てる練習に出会えることは安心と幸運なんです。

#わかりやすく続けやす練習

2025年08月11日

その腹式呼吸あってますか?

講師からも受講者からも「腹式は難しい!」とよく耳にします。

・・・テキストなどでよく見かける腹式呼吸・・・
背筋を伸ばし、丹田(おへその下)に空気を貯めていくイメージで鼻からゆっくり息を吸い込みましょう。次に口からゆっくり息を吐きます。お腹をへこませながら吸うときの倍くらいの時間をかけるつもりで吐きましょう。

この方法で腹式が出来ている人はそれでOKです、が、この方法では「腹式がわからない」という人はかなり多いと思います。否定する意図は全くありませんが、「腹式は腹筋を使う呼吸法」、上記のレッスンは腹筋を使う説明がありませんので腹筋が実感できず「腹式は難しい」になっていると思います。

15分頂ければ腹筋と腹式を実感いただけると思います。

2025年08月07日

「させていただきます」得意ですか?

プロの技術には必ず理由があります。

例えば「させていただきます」が苦手
「させて」で(一音ずつ)3回舌を弾ませてみてください。
サ行(SHIは除く)は舌先を上あごに近づけて「上あごと舌の間を息が抜けていく音(スーーーがわかりやすい)」
タ行ダ行ラ行は舌が上あごにあたります。
ですので「させて」は計3回舌が弾むと考えてください。
「させて」の「せ」で舌が弾んでいないと「さーていただきます」となります。

サ行が苦手な方は多いですが、サ行の発声の仕組みを理解せずに早口言葉をすると不正確な発声を癖づけて逆に下手になりかねません。

正しい理論と正しい練習が上達の近道です。

2025年08月07日